初釜でした
本日は先生の御宅にお呼ばれしての初釜です。昨日からえらい天気で雪予報だったので、車で行けるかびくびくでしたが、何とか持ち直してよかったです。着物も着なきゃならないし。そういえばうちの自治体は成人式だったみたいで、着物着て天気がひどいと大変だろうから、ホントによかったですね>新成人のみなさま。
お待ち合いが猪の色紙、お汲出しが翁の器だったので、どんな趣向だろうとわくわくしながらお席入り。宗旦好みのお棚には青磁のつぼ透かしの勺立てと鼓の蓋置、金襴手の丸筋水差し。お釜が七宝筋釜。おめでたいなあ。初炭のお点前で出てきた香合が猪で、萩の坂家の先代さんだそうですが、「飛んでる猪」のようで、すごい迫力!先生亥年だそうで、あちらこちらに亥のものがあってとても楽しく拝見させていただきました。棗とか袱紗とかも亥だったんですよ~こんなにいっぱいあるもんだなあ~と感嘆。しかし、それより何より私がびっくりしたのはお濃茶の時に出たお茶碗!萩で白い釉薬だったので三輪さん系かなーまさか休雪さんじゃないよなーと思って見てたんですが、どっしりした中にも気品があって、釉薬のかかり方が結構斬新なのです。「ひょっとして龍作さんですか?」とお尋ねしたら、アタリ!現休雪さんの龍作さん時代の作だそうです。県立美術館のあのオブジェの数々(もんのすごい前衛アートの作品群)を大分見させていただきましたが、うーーん、こんなお茶碗も作っておられたんですね、と感服。とてもいい初釜でした。先生、いろいろもっておられるなあ~ありがとうございました!
U市も成人式だったらしくて、この後Nさんとこに本を届けに行ったんですが、「警察がうようよいますよ」とアドバイスをいただきました。そういえば行きの高速にも覆面さんがいらっしゃったわ・・・とゆっくりのんびり帰りました。
画像はせめてこれくらいはと初売りで買った御題の「月」扇子。雪月花になってます。
あああ部屋の片付けがまだ終わらない。あと3割くらいなんだけどなあ~
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