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2007/06/10

アイラヴ坊っちゃん

アイラヴ坊っちゃん
上野でお昼を食べて池袋に移動。
音楽座ミュージカル「アイ・ラブ・坊ちゃん」東京芸術劇場
実は今回の東京はこのミュージカルを 「和製オリジナルミュージカルの最高傑作!」というHちゃんの情熱に引きずられて行った感があります。わずか10日間のお芝居で、選択の余地が少なかったの。実はスケジュール的にかなりタイトだったのですが、うん、行ってよかったですよ!
音楽座は「マドモアゼル・モーツァルト」に続いて2回目。これをを最後に解散してしまうなんて・・・ああもったいないと思って見たものです。このお芝居、見始めて気が付いたのですが、たぶんHちゃんちでビデオか何か見てますねーあの漱石先生の神経質できかん気なところを見て思い出しました。でもでもやっぱ生はいいですよ!もう1幕からけっこう来てました。清の台詞が何でもないんですがもう泣けて泣けて・・・大方ひさ子さんってすごい役者さんだなあ。もうしょっぱなからやられたせいで、1幕霞んで舞台がよく見えなかったほど。 漱石は今回復活した松橋登さん。これがもう本物の漱石か!?と思うほどにはまっていました。こんな人いそう、そしてそれが身内だったら大変だとうなあと(笑)坊ちゃん役の吉田朋弘くんはさわやか好青年を演じてました。学校のシーンはいい感じでした。これでも泣けた。音楽もよくて「カラカラとまわる風車」(風を見て)とか聴いただけでぐっと来ます。私はオヤジチェッカーなのでどうしても漱石先生中心に見ちゃったけど、それは「坊ちゃん」を子供の頃に読んだっきりなので、割とキレイに忘れてしまっているせいもあると思う。今読むと違うんだろうなあ。また観たい舞台です。
そういえば始まるときは雨の池袋だったけど終わった頃には晴れていて、ちょっとこのお芝居のイメージな感じで嬉しかったです。


そして山嵐。山嵐は佐藤伸行さんしかいないと思ってた。坊ちゃん同様,正義感に溢れているけど,彼ほど単純明快ではなく,世の中の裏側を読む事も知っている苦労人。

今回の「アイ・ラブ・坊ちゃん」は,坊ちゃん,山嵐ともども若返って,二人の友情がキラキラとまぶしい程でした!「坊ちゃん」ってこんな友情物語だったか?と思うほど。これはこれで,爽やかというか,ほほえましいというか。全力投球の二人の演技に,心が洗われました

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