
10日の開場から2日遅れで行ってきました「少女マンガ3人展」!
ホントは来週行くはずだったのが、色々事情があって今日行くことに。実は先日頼まれていた原稿をメールで送ったのですが、Y口新聞から「展覧会を見た後の感想を入れてください」とダメだしを食らいました(泣)美術館のH本さん~~ちゃんと依頼してください。知らんかったですよ!
ちゅー訳で、とりあえず行っておかないと!と思って参りました(そして今日帰って原稿を書く・・・)
いや、よかったですよ!
第1展示室が水野先生、第2展示室が青池先生、第3展示室が文月先生で、バランスも展示の仕方もよかった!間近で原稿が見られるし、照明も明るめです。これは保存に関しては心配な面もあるけど、見やすいというのはとにかく素晴らしい。先生方の超絶技巧を駆使した原画をあの距離で拝めてシアワセでした!
自分は「エロイカ」ファンなので、青池先生の原画に釘付け!もうあまりの美しさと細かさに震えたね!職人じゃなくて、あれは芸術家の仕事だと思う。特に80年代のカラー絵は鬼気迫るものを感じます。ストーリー性を感じる構図と表情、細密部分まで描き込む執念・・・技術ももちろんですが、一種の信念と精神性を感じます。すごいなあ・・・ととにかくため息しか出なかった。
白黒原稿は意外と修正の後とかあって、Nさんとホッとしたものです(苦笑)ああ、誰でも失敗するんだよね・・・と自分たちを慰め合う。同じ人間でこうも違うのか~~と凹みましたねえ←いや比べるだけ不遜だから!
水野先生は原画’だったけど、それでもよく再現されていて、当時の臨場感は伝わってきました。どんどん絵柄が変化していくのが面白かった。すごく内容が気になるマンガがいっぱいあって、うっかり売店で買ってしまいまそうで怖い・・・実はほとんど水野先生のマンガは読んでいないんです。ちょっと年代がずれてて。でもものすごく斬新なのは分かった。少女マンガの先駆者と言われる理由がよくわかりました。
文月先生は、とてもやさしいカラーで、見ていてほのぼのする絵で癒やされました。お花の描写がお上手なんですよね~色んなジャンルを描かれていて、どのジャンルも文月ワールドで、作家性がよくでてるなあと思いました。「グリーンレクイエム」もう一回読みたい。友人は「文月先生の『地中海のルカ』は、長いこと私のマンガベスト1だった」と話してました。深く心に残る話が多いですよね~
大満足で鑑賞終了。やる気パルスをもらったなあ~!
あと何回か来る予定なので、またじっくり見たいと思います。
続いて物販へ。
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