狩野芳涯・悲母観音への軌跡
今日は朝から美術館です。「狩野芳涯・悲母観音への軌跡」展。下関市立美術館。
東京芸大美術館であった企画展が、生誕180周年記念ということで、地元に里帰り企画です。悲母観音、レプリカは見たことあったけど本物は初めて!でございました。レプリカであれだけ感動したから、期待してたんですけど、やっぱりすんごくよかった~!近代日本画の最高傑作です。色のキレイさは印刷では分からないと思います。他の作品もたくさん来ていて、10歳頃に描いた絵がもう超上手くて、やっぱ天才と言われた人は違うんだなあとしみじみ。この日は午前中館長さんが説明しながら鑑賞するという企画があって、それで朝から行ったのですが、昔は絵の具の種類自体が少なかったこととか、落款がなくても芳涯と分かる作品とか、勉強になりました。フェノロサと出会ってからの作品にカラフルなのが多いのは、絵の具が手に入ったからだろうとのこと。フェノロサのことも結構突っ込んで語っておられて面白かったです。日本美術を護ってくれてありがとうフェノロサと思うことしきり。館長さんもっと話したそうでしたけど、時間が決まっていて、12時に一旦終了。結構知り合いの方とか見えていて、休憩時にランチとかご一緒しました。
しかし午後は講義形式だったので、意識が飛びました・・・すいません館長!昨日遅かったせいなのは明白なのですが、やっぱ午後一でビデオはキツイです。ごめんなさい・・・
色んな作品も見られて、画録はなかなか研究書としても読めますし、こんな美術展が地元であるってシアワセだなあ。11月5日までです。お近くの方是非。土日は色々企画もしているみたいですよ。
帰ってから、もうだるだるで一回落ちました。それで、これではいかん!と部屋の片づけを敢行し、ついでに衣替えも始めてしまい、気が付くと部屋がより一層汚くなっているという悪循環。いかん~なんとかしないと!そんな日曜日。ああ、明日からまたノンストップ。
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