
いろいろツッコミがあるので後日。
<追記>
新宿のぴっかぴかになったピカデリー・大画面で見ることができました!以下、三国志ファンから見た感想なので、そこんとこ割引いて読むのをオススメします。ネタバレとかダメな人は読まない方がいいですよ。
「赤壁」じゃなくて「レッドクリフ」なんだーと思いました。ジョン・ウー版の三国志。100億かけてこんな素敵な作品を作ってくださってありがとう監督!いろいろツッコミ所満載なのですが、私は少なくとも今まで自分が見た三国志映画の中では一番好きですよ(まだ後編見てないけど)。ええ、DVD出たら買いたいと思うくらい好き!DVDで細かいところをしっかりチェックしたい~!1回の鑑賞では情報量の多さに一通り流すのがせいいっぱいでしたので、もう1回くらい見たいです。きっとそういうリピーター三国志ファンは多かろう・・・
一応あまり「三国志」を知らない人のために最初に簡単な解説が入ります。私が最初に見てびっくりしたのは、てっきり「呉」が主役と思っていたのに、「蜀」陣営がえらいことクローズアップされていること。最初のシーンが新野ですからね。曹操の残虐性を見せるためなのか、劉備との因縁を見せるためなのか。結構延々と描かれていて、ここにこんなに時間を取ってしまって大丈夫かしらと心配したくらい(笑)周瑜を主役にもってくるからには、きっと徹底的に孔明との比較が描かれると思っていたのに、二人があっさりと仲よくてなんか拍子抜け。私は蜀贔屓なので嬉しいんですが、そんなら魏の方ももうちょっと描き込んで欲しかったかなーというのが正直なところ。でもこれは「レッドクリフ」というあの時期だけを切り取ったお話なので、仕方がないとも思います。以下ざっとキャラ感想。
<周瑜>トニー・レオンの実直そうな周瑜、いいですね!私はトニー・レオン好きなので嬉しかったです。でもきっと活躍するのはパート2ですね。まだまだ前哨戦ってとこでした。しかし最高司令官が先陣を切ってはまずかろう。周瑜ってそんなキャラじゃないと思ってたので、新鮮でした。コレは伏線になるのかな?
<孔明>金城孔明、思った以上にヨカッタですよ!君主とか呉の尚香とかを相手に「はーやれやれ」とため息をつくのが可愛かったです。(でもこんなさわやか青年孔明というのに違和感ありまくりの私・・・)後半もきっと活躍してくれると思います。鳩を乾かしているシーンが好きです。
<曹操>チャン・フォンイーさんは好きなんですが、ソソ様がこんな描かれ方をするのはちょっと悲しいな~他はどうあれ、女を泣かせるソソ様ってのがいただけないですよ!後半のどんでん返しがあるのでしょうか。冒頭で関羽を助けるのが華容道への伏線になるのかな。結構な曹→関っぷりで、私的には嬉しかったです。でもこれで張飛の見せ場が減った気がする・・・
<呉陣営>
孫権はイメージ通りで神経質そうな若君主でステキでした。尚香もかわいいし、小喬も美しいし(でも天然)。一番よかったのは魯粛さん!あの苦労性は相変わらずでした!中村獅童はなんか浮いてた気がする。いい味出してたけど、これも後編に期待です。
<蜀陣営>
これは三国志ファンの後押しなのか、みんなイメージ通りでよかったです。逆に言えば型にはまってる感じ。でも敢えてイメージを通してちゃんとそれを見せるっていうのが大切なんだなと思いました。おっとり「大人」な劉備(わらじをちゃんと編んでいる・・・ナイスだ!)イメージそのままの関羽(もうちょっと背が高かったら正に原作から抜け出して来たかのような関羽でした。子供に教えてるシーンが好きです。殺陣もかっこよかったです)これまたイメージそのままの張飛(でも達筆家として思わぬ一面も)、かっこよかった超雲(阿斗さまを助けるシーンが冒頭ですからね)。それぞれちゃんとキャラが立ってて、やっぱお話として盛り上げるのって、蜀陣営が一番美味しいのかもって思った。あ、関平が出てきたらしいのですが、全くどこか分からずでした(> <)
<魏・許昌組>
ちゃんとキャラが確立されてなかったようで悲しいです。孔融はいい役でしたよ!(←そこだけか!)今回敵役なのでしょうがないのかな~
いろいろ書きましたが、実は物語の構成には??がつきました。
2時間25分で「えーーここで切るの!?」というところでパート2に続くんですよ。後は矢を集めるのと連環の計と火計と東南の風だよなあと。それで後編も2時間越?うーん間延びしてしまうんじゃないかと心配になりました。一緒に行ってくれたRちゃんとも話したんですが(彼女は三国志は知ってるけど、そこまでファンじゃない一般の人)
「3時間にして1本にまとめた方がよかったのでは」
というのが全体的な感想です。
ぶっちゃけ「馬の出産シーンと虎狩りと包帯巻くシーンはいらないんじゃね?」って思ったんですよ。
その分尺を削って、そのまま赤壁に突入した方がいいような・・・新野はあって嬉しかったけど、呉を主役にするんだったら敢えて切ってもよかった気がする。でもそうすると戦闘シーンばっかりになっちゃうのでまずいと思ったのでしょうか。きっと映画の公開形式や興行の問題もあるのでしょうが・・・でも監督も泣く泣く切ったシーンがいっぱいあるんでしょうね。いっそのこと3部作くらいにしてしまえばよかったのに!
こんなこと書いてますが、戦闘シーンはさすがの迫力です!八卦の陣をあんな形でリアルで見られるとは思ってませんでした。その点だけでも素晴らしい!古代の戦闘をきっちり現代の映像に起こしているところはもう必見ですよ!まだの型是非大画面で!時間さえあれば私ももう1回くらい見たいのですが、ちょっと無理そう・・・
三国志友達の紫さんの記事がとっても痒いところに手が届くものだったので、よろしかったらこちらもどうぞ。紫さん、なんか言いたかったこと全部言ってくださってありがとうございました!
これを見たのが15日で、そっから交地に行けてよかったですよん。みなさんと結構お話できましたんで。三国志好きな方々といろんなお話ができて楽しゅうございました。ああ、ちゃんと新刊出せなかった自分が情けない!冬に向けてガンバリマス~(> <)
掲示板の方にお礼をアップしております。あと拍手、たくさんありがとうございました。
これで私へのご褒美旅は終了。さあ、週明けから残務整理だ!
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