奥之院へ
お昼を済ませて奥之院へ。弘法大師が「入定」されたところにある御廟への道です。画像は一の橋付近。
ここから御廟まで2Kmのところに、さまざまなお墓とか碑とかが建っています。
面白いのが、時代の前後にも関係なく、おそらく宗派にも関係なく墓碑が建っているところ。戦国武将の織田信長・明智光秀・豊臣秀吉・石田三成・伊達政宗・・・などなど有名どころは網羅してる感じです。離れているとはいえ、信長と光秀が同じ場所に碑を構えているのもすごいなあと思うし、それが高野山の懐の深さなんでしょうね(信長なんかお寺を焼き討ちにしたっていうのに、ちゃんと受け入れられてるし・・・さすがに墓石は小さめでしたが)
後、ユニークだったのが、企業の慰霊碑。グリコはあのマークが家紋のように使われているし、UCCはコーヒーカップ型の灯籠。シロアリの供養塔や落書きの碑ってのもあったり・・・とにかく古今東西ありとあらゆるものを受け入れる弘法大師のすごさを体感することができます。
御廟はさすがに、奥まって荘厳な感じを受けました。撮影禁止なので撮ってないですし、さすがにこれらは撮ろうとは思わなかったです。ただ静に佇んで、歩いているだけで、歴史とか時代の人々の思いが伝わって来ると思います。実はうちは真言宗高野山派。行ってよかったと思いました。
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