等伯鑑賞
京都泊にしたのは、この美術展が見たかったからです。
そう、等伯生誕400年記念の美術展が、東京と京都を巡回したのです。きっと人多かろうな~と思いつつ、混雑状況を見たら、夕方は割と早そうだったので、ラスト狙いで(7時まで開館)
長谷川等伯展・京都国立博物館です。
代表作が一同に・・・というので前評判も高かったし、あれだけの仕事が一気に見られるのはシアワセでした。元々等伯大好きなので、人が多くても我慢します~つきあってくれた皆様ありがとう!この日の京都は高野山の寒さが嘘のように暑かったです。4時頃着いて30分待ちくらいで入れました。
「松林図屏風」・これはすごい人混みでしたが、以前東博でじっくり見てたので、心穏やかにするっと見ました。等伯の水墨作品はこのくらいかと思ったら、やはりここに至るまでの過程というのがあって、ああ、こんな作品も描いてたんだなと思えました。
「波濤図」なんかが初見で、大きくて迫力あって、ちょっと感動しました。この絵はがきが欲しかったけどなかったの。でも図録は買いませんでした。だって結構持ってるもん~
後は「楓図」「松に秋草」「花鳥図(信春時代)」とかが有名所。やっぱきらびやかなのはいいですね。「柳橋水車図屏風」が生で見られたのも嬉しかったです。
そしてすごい迫力だったのが仏涅槃図。ものすごいでかい!これどうやって奉納したんだろう~とそういうところが気になってしまった。いろんなことをやった芸術家なんだな~と多方面から等伯が見られてよかったです。
しかし、やっぱ人は多いし、暑いしで、コンディション的にはよくなかった。このクラスの美術展をじっくり見たいというのはかなり無理とは思いますが、もーちょっと気力体力とも充実させて見ないとね。
後から来たYさんは5時過ぎに入って、ほぼ待ちなしだったそうです。そういう作戦もありますね。まあ見られただけでもよしとせねば。
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