円山応挙展
三井記念美術館で、ちょうど今日からだったので、行ってきました。
三井記念美術館が持っているコレクションと、兵庫県の応挙寺(大乗寺)からの襖絵がメインな感じでした。
作品数はそれほど多くないものの、その分じっくり見られて、ほどよい感じでした。もちろん美術館自体の魅力も加味されてます。(三井記念美術館は建物自体が美術品です)
応挙の眼鏡絵がまとめて見られたのが、収穫でした。ちゃんとした遠近法を会得していた様子が分かるのと、日本の絵画が遠近法に重きを置いていなかったのかと思えたのがよかったです。
しかし、やはり圧巻は襖絵!空間を自由自在に切り取っていく感覚は、独自のものがあります。遠くから絵を見たときの効果が体感的に分かってるんだろうなあ。「絵画という平面の中に、奥行きのある立体的な世界を描き出した」(公式サイトより)まさに「空間の画家」だと思いました。
龍雲図屏風(前期展示)、梅梅図(前期展示)がよかったなあ。あと、竹に雀の絵がかわいい!絶筆の松に孔雀は近くで見るとそうでもないけど、遠くから見ると浮き立っているようで、これが絶筆とは思えません。兵庫の大乗寺のことは知りませんで、ここ行ってみたいなあ。Rちゃんは神戸在住だったので、行ったことがあるそうです。応挙一門が総力を上げたというお寺、一度尋ねてみたいと思います。それにしても国宝の雪松図屏風は三井が持ってるのか~さすがだなあ。
あ、こちらのビルの1階には、千疋屋総本店が入ってまして、目の保養もさせていただきました。すてきなフルーツとかスゥィーツとか。今度ゆっくり入ってみたいなあ。
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