利休にたずねよ
週明け、今週もしんどいです・・・(遠い目)サービス残業4時間。明日が結構きつきつです・・・がんばれみんな、そして自分!
これだけでは何なので(ホントに仕事しかしてない・・・)最近読んだ本など。
お茶友達からお借りしました「利休にたずねよ」(山本兼一)
直木賞受賞作なので、気になっていたのですが、O井さんが貸してくれました。面白かった~!
この間の宿直の間に読んだのですが、思ったよりさくさく読めて、お茶やってる人とかはためにもなって、一粒で二度美味しい小説です。歴史物の面白さは、ノンフィクションとフィクションの隙間をイマジネーションで埋めることと思いますが、利休の死と秀吉との確執を面白く描いていて、最後まで飽きさせませんでしたね。物語の構成力もお見事!(これは実際に見ていただけると)お茶やってる人はパラ読みでも、お茶会の様子とか面白いと思います。
しかし、読みながら、どーーーーーしても「へうげもの」のキャラの絵で浮かんできてしまった!いかんいかん。茶聖・利休様のダークな部分を取り上げてるっていう意味では、両者似ていますしね。古田織部もちゃんと出てくるし、細川親子も出てくるしで、久々に「へうげもの」を読み返したくなってしまった。
キャラは「へうげ」でイメージしたけど、茶席とかは映画の「利休」のイメージで浮かんだなあ。テッシー版。黄金の茶室の映像は鮮烈でしたからね。
<追記:「へうげ」を読み返してみると、思った以上に史実をちゃんと引いてるなあと思いました。同じエピソードのとらえ方の違いが興味深かったですね>
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