画家達の二十歳の原点

昨日飲み過ぎました・・・でも今日午前中仕事だったので頑張った！
終わってから美術館に行って、「画家達の二十歳の原点」展を見てきました。下関市立美術館にて。

ぶらぶら美術館をお借りして、予習していったのがよかったです。あまり詳しくない作家さんがいるので。全国巡回だけあって、いい作品をもってきてるなあ。明治期の洋画に目覚め、そして日本に回帰する黒田清輝とか、そこから派生するいろいろな技法とか、すごく分かりやすかったです。勉強になったなあ。
個人的に印象に残っているのが熊谷守一（好きな作家さんなのですが、初期は本当にアカデミックに描かれていてびっくり）、萬鉄五郎（さすがの表現主義、若い頃から反骨だったんだなあ）、安井曾太郎（やっぱむっちゃ上手い！）、岸田劉生（徳山で客死したのを初めて知りました。下美のコレクションもその影響かも）、村山槐多（すごい作品が紹介されていたのに、こちらには来てなくてがっかり～）、関根正二（この人の作品、好きだなあ）、鴨井玲（静止画へのこだわりが若い頃からというのが分かりました。文章もいいですね）、草間彌生（焼かれてしまった数千点もの作品のうち、現存する貴重な１枚）、横尾忠則（横尾さんだけポスター、でも横尾さんって分かりました）、野村昭嘉（この人って西原理恵子さんがエッセイで書かれていた方ですよね？）、会田誠（マンガ屏風、すごいインパクトでした。コメントも笑いました）、山口晃（若い頃の作品って、結構試行錯誤されてたんだなあ、でもすごい好きな絵でした。若い頃の熱さも伝わってきました）、石田徹也（この人の作品がどのくらい進化するか見届けたかったです）

残念だったのが高島野十郎のすごいのが紹介されていたのに、下美には来てなかったの！同時期に久留米の美術館で里帰り展↑をするんだそうです。うー行きたい！
８月２１日までって･･･厳しいなあ（夏は忙しいのです）でもなんとか行きたいと思います。なんでも九州新幹線開通記念なんだそうです。久留米駅って行ってないしなあ。

えーでも、昨日の飲みが応えたのか、夕方からちょっと不調。暑さにやられちゃったかなあ。