
これは行きたかったので、頑張って千葉まで行きました!
「酒井抱一と江戸琳派の全貌」
酒井抱一を生まれの環境から没後の江戸琳派の流れまで、これでもか!というくらいよく研究した美術展でした。新聞の評に現時点での最高の研究調査の成果が見られるとありましたが、本当にそう思います。
屏風とかが多いからさらっと見られるかと思いましたが、これが蒔絵とか画帳とか手紙とか、見所満載で、ものすごくお特な展覧会でした!これで1000円は安いです!しかも半券があれば入れ替わりの2回目は500円。千葉市立美術館、すごい!
作品はどれも力作ばかりで、もううっとりでした。欲しいけど掛けるところがないよう(T_T)
虫秋草は11月展示で見られませんでしたが、ぜんぜん大丈夫!他にもよい作品が目白押しでした
じっくり見たせいか、すごく疲れました(^_^;)結局閉館時間ギリギリまで3時間近く見てました。
後で出品目録見たら、入れ替えあるとはいえ、338点あるよ・・・!そりゃ多いです。作品自体の素晴らしさもさることながら、この方の出生のこととか(酒井家の次男・姫路城に住んでいたりもしたのよ)、才能あふれる早世したお兄さんのこととか、おつきで彼に仕えた高弟とか、弟子達との関係とか、光琳ラブな様子とか、吉原でのいろいろであるとか、妄想を膨らませる要素がいっぱいでした!うーん年表欲しい!抱一が割と長命なので、いろんなヒトと関わりあったんだろうなあ。弟子の鈴木基一の作品もいいですね。杉浦日向子さんあたりにマンガ化していただきたい!!
新発見資料がたくさんあったのも見応えがあった要素の一つでした。持ってる人は持ってるのねえ。個人蔵の作品も多くてもううらやましい限り。
欲しい作品はたくさんあったけど、抱一デザインの塗り物はよかったなあ。浪の杯とか今作ってくれたら買いたいですよ。屏風や掛け軸はもう目移りしてしまって、どれも欲しくて選べないレベルです。画録欲しかったけど、厚かったので、我慢しました・・・でもあの厚さであの値段はお得だーー

そしてこちらが来年春の展覧会予告ポスター。
すごいキャッチーなセンス!うわーこれ行きたいわー。しかし、自分が行く時期には終わってる!?あと1週間やってください>千葉市立美術館様 これ巡回ないのかしらーー
あ、これは土曜日に行きました。
イベントの御礼は掲示板の方に。ギリギリ雨が降らなかったのは幸いでした。みなさまお疲れ様でした!
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