読み応えあり
買い出しに近所の大型ショッピングセンターに行った折、本屋さんでgetしてきました。よかったー
そして、すごい読み応え!
結構いい時間から読み始めてしまい、徹夜するくらいの勢いで読み終えてしまった。
インタビュアーの方が、よく勉強されているので、インタビュー記事が大変充実していました。特別寄稿のメンツもすごかった。興味深いのが萩尾望都さんの見開きイラスト(たぶん萩尾さんは諸星先生のこと語られたことなかったんじゃないかなー)と、江口寿史さんのマンガでしょうか。当時の諸星先生の立ち位置がよくわかって面白い(ついでに小林よしのりさんのもあれば完璧だったのに!)高橋留美子先生や、藤田和日郎先生はファンとしての声を代表していますね。マンガ家のあこがれるマンガ家、確かにそうだろうなあ。あのスタンスで描き続けられるってすごいです。唯一無二だからこそですよね。
幻の未発表マンガもまだあったのか!とびっくりでした。失楽園の元ネタ。ララは早くから確立されていたキャラクターなのね。シナリオが掲載されているのも勉強になりました。
惜しかったのが、呉智英さんの公開対談。あれ、もっとあったはずと思うのですよ。文化人類学的な目線でもうちょっと読んでみたかったです。
それにしてもファンの私は分かるのですが、(そんなにふだん諸星を買わない)友人たちが何人かこれを買ってくれているのが嬉しかったです。
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