
せっかく博多まで来たので美術展に行ってきました。
糸の先へ~いのちを紡ぐ手、布に染まる世界~
福岡県立美術館
糸や織物ばかりを集めた美術展、たまたま新聞記事で知ったのですが、これは行ってよかったなあ。染色や織物だけでなく、現代美術的なアプローチがされていて、糸を紡いだり編んだりする根元的なところをうまく紹介していました。

特によかったのが堀内紀子さんの作品。
「浮上する立方体の内包する空気」
ただ糸を編んだものを空中につるして、ライティングしてあるのですが、とても美しかったです。これ、現代美術的なアプローチだなあと思っていたら、紹介文章見て納得。「編む」ことを通じていろいろな活動をされている方です。有名なのが遊具を編んで作るプロジェクトを世界各国でされている仕事。これ、何かで見たことあります。あれ楽しそうなんですよねー。

それから関島寿子さんの作品。
この方は籠を編むことを追求されている方です。いろいろな編み方の籠があって面白かった。本も売っていてちょっと買いたかった。今やってみたいと思っている仕事の参考になりました。面白そうだなあ。
この他、ヌイ・プロジェクトなども紹介されていました。この作品群もキレイだったなあ。
気軽に入っていろいろ楽しめる展覧会だと思います。ダ・ヴィンチ行こうか迷ったけど、こっちにしてよかったかな。

同時に福教大の卒展もやってて、こちらもいろんな作品があって面白かった!頑張ってるなあ。
いろんなジャンルがあるのがいいですね。泡みたいに見える作品とか、天井までありそうな「着る」作品とか、モノクロの錯覚を利用した作品とか、これもたくさんヒントをいただきました。
博多駅ビルがちょうど1周年というので、お買い物して帰宅。ちょっと実家に寄らないといけなかったり、明日もバタバタで落ち着きません。
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