喜多方漆器・漆器蔵会津野
この後喜多方駅近くの珈琲蔵にお茶をしに。蔵の中が喫茶になっていて、いい感じのところでした(でもなぜか中はカントリー調)。地域のみなさんにも愛されてる感じ。リーズナブルで量も多く、そして特産の漆器を使ったサービスをされています。漆器の珈琲カップとか、お皿とかもいいなあ。
お隣が「漆器蔵・会津野」という漆器専門店なので、そちらにも。
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ここは「使いやすい器が揃う」というところを売りにしていて、本当に普段使いの漆器がたくさんありました。お茶をやっていると、漆器はお世話になってるので、つい目がいってしまい、お店の方のトークがとてもよかったので、カップを買ってしまった(画像中央のです)なんでも「スポンジでごしごし洗っても大丈夫!」「軽いし、熱伝導率が低いので持ちやすくて、さめにくい」などの利点があるそうです。取っ手があるのと、本当に使いやすい形状で、これでカップスープとかインスタント味噌汁とか飲むと美味しそう・・・というのが決め手になりました(インスタントというのが悲しい・・・けど忙しいときによくやるので)山中塗とか金沢の漆器工芸にはない、とても素朴な民芸工芸だと思います。あ、もちろん芸術的な工芸品もたくさんありましたよ!店主さんの奥様が漆作家をされているそうで、蒔絵がとても美しいものがあって、中でも和ネイルはちょっと興味があったんだけど、非売品だったので残念!
こちらはこの地方の学校給食で使われている漆器椀。
こういうのっていいですよね。この地域の子たちは、毎日このお椀で食べてるのか~うらやましい!
「残食も減ったそうですよ」と教えていただき、納得です。人間は頭で食べる動物なので、器の形や色はとても重要な要素だと思うのです。美的感覚も養われると思うよ。
会津。喜多方は藩が伝統工芸を奨励したそうで、こういうのが盛んみたいですね。もっといろいろお店を回りたかったけど、もうお財布が持ちません~(> <)リーズナブルとはいえ、やはり漆器は高いですよ。
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