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2013/02/16

100万回生きたねこ(ミュージカル)

100万回生きたねこ
この週末はさくらぴあにて観劇の予定を入れていました。ううう、ノルマが全く果たせておりませんが、これが3月出張の前のラストランだろうなあ。ということでお許しあれ。
あの名作「100万回生きたねこ」を森山未來と満島ひかりで!とくれば、これはちょっと見てみたいと思わせますよね。Hちゃん、とてもよい席を取ってくれてありがとう!
あの絵本は大好きなので(きっと創作系をかじってる人で転生ものとか不老不死とかのネタに興味がある方は、一度は読まれたことがあるのでは?)、あの名作をいったいどんな劇にするだろうと期待半分、不安半分で参りました。

見てみれば、すごい前衛的なミュージカルになってて、うわーうわーうわーという感じ。私のような舞台芸術チェッカーには必見の舞台でした。
以下ネタバレにつきたたみます。


まず舞台装置がすばらしい。錯覚を利用した奥行きがある(ように見える)舞台に役者さんが縦横無尽に駆け回る姿は、本当にまるで猫。森山くんの身体能力の高さは知っていましたが、これはすごいと思いました。
幕間にパンフレットを見せていただいて、知ったのですが、この舞台の演出・振付・舞台美術・衣裳を手掛けるのは、イスラエルの二人組鬼才演出家、インバル・ピントとアブシャロム・ポラック。もともとダンス畑の方だそうで、確かにセリフも少ないし、面白い演出技法で、すごく不思議な舞台となっていました。
そういえば森山くんもダンスをずっとやっていて、彼じゃないとできない舞台だったかも。また、脇を固めるのは、藤木孝、銀粉蝶、田口浩正などなどの個性的な俳優陣で、とても楽しめました。

2幕ものの舞台なのですが、最初あの原作を2幕というのは無理があるのではと思いました。しかし通してみると、物語の視点が変わるので、確かに2幕あった方がすんなり入れるかもと感じました。まああと役者さんの休憩は必要ですよね。本当にダンサーズのみなさまたちは大変です。
前衛的なのですが、ちゃんとセリフが浮かずに入ってきて、音楽もよくてとても楽しめました。アート好きな人に薦めたい舞台でした。広島公演が大楽だったそうで、みなさま本当にお疲れ様でした。

原作ファンの方は、絵本とは別と思ってみたほうがいいかも。あの感じはやはり絵本がベストです。ああもう一回読みたくなったなあ。

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