実は昼過ぎからぼつぼつ雨脚が強くなってきて、移動がバスに限られてきました。晴れたらそぞろ歩いたりして風景をじっくり見たりできるんでしょうけど、さすがに億劫に(根性なし)
だから実際は地中美術館→バス→宿に荷物を置く(ついでにここで昼食)→李禹煥美術館→ベネッセハウスミュージアム→家プロジェクトとオールバス移動。無料のシャトルバスも結構出ています。しかし、これ芸術祭期間中は積み残しとか出なかったかしら(結構小型なの)
ベネッセハウスミュージアムもとてもよい美術館でした。須田悦弘さんの「雑草」でお出迎えされ、ジャコメッティの彫刻とか、サム・フランシス(好き)とかポロックとかウォーホルとか。外の景色との借景がアートになっているところもあって、ここも晴れていたらすごくいい感じだったろうなあ。画像がないのは、本当に撮るタイミングがなかったのです。晴れていたらものすごいビュースポットだと思います。

そこから「家プロジェクト」へ。本村地区の古い家屋を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化するというプロジェクトです。全部で6カ所あり、全部回れるチケットが売っています。一カ所のみだと400円。
↑
はプロジェクトではないけど、本村にある安藤ミュージアム。これは後述。

↑こちらは大竹伸朗さんの「はいしゃ」
歯医者だった?かつての家を、徹底的にデコ?して、可笑しい空間に仕立てています。いろんな生活の痕跡もあって、なんだかカオスで不思議なおうちになっていました。物量系のアートですね。
その他画像は撮れなかったのですが、
・宮島達男さんの「角屋」(家の中が水の空間になってて、その中には様々な時の集積が)
・千住博さんの「石橋」(襖が千住さんの滝の絵、そして緑の空間、燃やした墨で描いた島の岩陰など)
・須田悦弘さんの「碁会所」(畳の空間に椿が!)
・護王神社は時間切れで行けず(行ったけど、もう入れなかった。外から見ただけ:ちなみに4:30まで)
そしてここでも一番面白かったのはジェームズ・タレルさんの「南寺」。安藤忠雄さん設計のお寺に入ると、中が不思議な空間になっています。
以下ネタバレかもなので畳みます
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