卒展とか小野具定―よみがえる記憶の風景―とか
午前中は前職場のイベント仕事をちょっとのぞき見。
結構大きいイベントなので、前チームのみなさまの様子を見て、エールを送ってきました。前チームの子たちに差し入れもして、いろいろお話していたらいい時間に。
そっからデパートで買い物→美術館
東亜大学の卒展と企画展(小野具定―よみがえる記憶の風景―)を見てきました。
卒展は立体物が面白かった。あと映像とかはもーちょっと見せる工夫をした方がいいかと思った。まあこの荒削りさが卒展の面白さと思うのですが、アニメとかのコースが増えて、どうも小手先で描いてるのが増えた印象。卒展はもっとパワフルで面白い作品が出てきて欲しいです。面白かったのが院生の「箸をめぐる比較美学的考察」。日本で独自に発達した箸文化を日本的文化的要因を分析し、日本人独自の美意識を明らかにするというもの。全部は読めなかったのですが、ちゃんと比較画像とか見せるともっと面白かったと思う。考古学的考察とははもうあるのかとか、ちょっと気になる論文でした。
小野具定―よみがえる記憶の風景―
(美術館のサイトより)
山口県田布施町の出身。北辺の厳しい風土に暮らす人々の姿などを、黒と白を基調にした鋭角的な筆致で描く独特の画風で高く評価されました。
晩年の数年間を下関で過ごし、1995年には当館で回顧展が開催されました。1999年には、実際に目の当たりにした二・二六事件を描いた「記憶の風景 2・26の午後」で芸術選奨文部大臣賞を受賞しています。
はじめてまとまった作品を拝見しました。95年の回顧展のときはまだ下関にいなかったので。
日本画ですが、ベニアにいろいろな新しい支持体を試していて、そこが面白かったです。独自の地肌が美しいし、モノクロが基調なのも私好みでした。こういうの日本画のヒトはちゃんと勉強してるんだろうなあ。
帰りにサビエルカンパーナ寄ったら、古串屋さんのご主人とばったり。何でも今お昼ご飯らしい(4時すぎですよ)。夜も宴会が入っていてお忙しそうでした。また今度行きたいです。お金ためて行かないとね!
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