竹内栖鳳展(海の見える杜美術館)
今年は竹内栖鳳の生誕150周年ということで、広島の海の見える杜美術館で栖鳳展があると知り、あーちょっと行ってみたいな~と思っていたのです。ただ、宮島口からタクシーしか交通手段しかないのと、ちょっと一人で行くには・・・(後述)という場所にあるので、躊躇していました。
そしたら同じように思っていた友人が車を出してくれるということになり、ついでにそこの美味しいフレンチにも行こうということになって、結局4人で行くことに。みなさん、ありがとうございます!
元々、ここが持っている栖鳳コレクションに、京都とかの代表作を何点か加えたものがメインとなっています。
絵はがきを買いました。画録はもう画集もってるので我慢。でも行った友人は買ってたよ。なかなかいいコレクションなので買って損はないと思います。
ここの特徴として常設なので、茶室があって栖鳳がデザインしたお道具とかが見られるというのと、襖とかがちゃんと部屋にあるように展示されていて、やっぱり持っているところは違うなーと思ったこと。
コレクションとしては栖鳳が唯一描いたと言われる油絵があったり、打掛(娘さんの嫁入りにもたせたらしい)があったりと、幅広いです。
もちろん動物画とか風景画とか栖鳳お得意の作品もずらっと!虎とか絵はがき欲しかったんだよねー。もうすごい筆のタッチでした!眼福~
絵はがきは富士山と蕪を買った↑お正月用にとw
ロケーションもよくで、美術館から宮島が一望!晴れてたらもっとキレイだったと思う!
紅葉もいい感じのグラデーションでしたv
以下ちょっとツッコミ
たぶんここ、みなさん外観はご存知と思うのですよねー
宮島から大鳥居を見ると、向こうにひときわ目立つ建物が・・・あーあれね!と思う方も多いでしょう。
出発点が某宗教団体の施設らしいのです。それ自体はいいんだけど、もーちょっと建物センスとかどうにかならなかったかと思うのよね。個人のコレクションという側面が強い美術館だけど、せっかくそのコレクションで、この外観はどうよと。MOAとかも出発点は同じだと思うのだけど、ちゃんと動線や環境にも配慮されてたと思いますよ。せっかくの建物・場所なのにねえ・・・
公園とかいい感じに整備されているのですが、唐突にこんなオブジェがあったりするw
みんな行った人は口をそろえて「ウサギが・・・」と言うそうで。確かにすごいインパクトだー!
周囲の環境と調和しない建築に対しては厳しい見方をしてしまいます。でも一緒に行ったYさん曰く、昔はもっとすごかったらしいから、まあ改善はしているのかな。
というわけで、距離的にも心理的にも行きにくい美術館ですが、コレクション自体はいいので、これを機会に躊躇されている方は是非。
あ、ここの併設レストランは素晴らしいので、それとセットで!
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