吉村芳生・最後の個展
連休の中日、海峡マラソンの日です。
雨降ったけど、あんまりひどくならなくてよかった。今日は予定変更して防府の吉村芳生展に。
昨年急逝されたので、ご本人が企画した最後の個展になってしまいました。
画像の藤の絵を見たことがなかったのと、絶筆となったコスモスを見に行ったのですが、会場は盛況で、入場者も1万人を突破したとのこと。やはり分かりやすい表現だし、キレイだしね~
この藤の絵が、「未完成をもって完成とする」としてて、右の方は途中で終わっているのです(画録とか絵はがきにはそれが再現されてなくて本当に残念!あれはそこまで入れるべきでしょう!)。この人がこのまま描き続けたら、もうちょっと先へ行けたハズ・・・と思うと、もっともっとこの人の仕事を見ていたかったなあ。
この個展のために途中まで描いていたコスモスも花弁が微妙にゆらいでいて、これも完成が見たかったですね。
県内の現代美術作家としてトップを走っていた方だけに、本当に残念。
息子さんがどこまで成長するかも楽しみです。
この絵↑だけ、撮影可能だったです。子供にも記念になってよい企画ですね。
(ちょっと展示方法についてはいろいろ思うことあったけど)
吉村さんの絵はやはりケースなしで見た方がいいと思うけど、手を伸ばす鑑賞者の方も多かったので、覆いたくなる気持ちも分かるなあ。
そしてグッズが出ていたので、つい買ってしまう・・・
藤の絵は好きなので歯止めがきかなかったです。しばらくポスターと絵はがきは壁に貼っておきます。
コスモス、やっぱり好きだったんだなあと。
コスモスを芸術まで昇華されたのはやはりこの方の仕事だよなあと思った展覧会でした。
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