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2015/02/20

紅梅・立ちぬ感想

紅梅
画像は翌日のものですが、田舎のお庭に咲いていた紅梅。梅のシーズンですよね~

やっと週末~そして週末の会議はなかなかキツイです・・・案の定定時を過ぎちゃうしね・・・
今週の慣れない営業のリカバーでサービス残業。ホントはもちょっとやるべきだけど、今日みんな早帰りだし、なんかいろいろ疲れたのでした。お買い物行ったり久々に本屋さん寄ったりして、ギリ「立ちぬ」に間に合ったー

映画館で見たとき思ったことがちょっと整理されたかなー

以下つらつらと

<ぼんやりとした感想>
きっと私がひねくれてるからだろうけど、立ちぬのラストはなんかこうもにょもにょするんですよね。たぶんジェンダー的なものです。この映画にそんなものを求めるのは不粋だけど、わかってるけど、男のわがままだよなあ~

<後で考えたまとめ>
立ちぬは文学的によい映画だと思うのです。しかし、あのラストは尻切れのような印象。どうせならカタストロフィまで行って欲しかった。
立ちぬのもにょもにょは、カントクの自己擁護がなんだかんだであっちこっちから噴出してしまってる点ではと思うに至る。
悪(創造悪)を悪らしく描き、徹底的に突き詰めることによって主人公を魅力的に描くという手法の方がしっくり行ったのではないか。ピカレスクくらいに突き放せたらもっと主人公・または脇役に感情移入できた。どのキャラにも感情移入できないのでもにょる。登場人物を実在の人物をモデルにすることによって、そのへんが足かせになってしまったのかもしれない。
カントクの自己投影である二郎は美しいものを追い求める。
二郎の残酷さをいろいろな方法で薄めている。
これは観る側に気づけと言っているのかもしれないけど。

美しいものを描くと言いつつ、自己弁護は美しくない行為と思う。

創造の期限はは10年というのが、この映画で一番刺さった台詞です。これは初見とかわらず。
仕事に生きる男のわがままと許しの映画でしたね。
ただ、観てから本当にいろいろぐるぐるしたので、そういう意味ではすごい映画だと思います。アニメ映画の枠を越えたと思います。

リアルタイム視聴したせいで、TLでいろいろなことを教えていただきました

・史実の堀越二郎さんは決して空気が読めず人の話を聞かない人ではなく、顧客(テストパイロット達)にお勺してまわり、大卒エリートでありながら無学な人達からの得体の知れない要望やら意見を聞き入れて改善箇所を探し、無茶な仕様変更や要求に耐え続けた技術者の鏡ある
・本日の金曜ロードショーは三菱の戦闘機開発が描かれる『風立ちぬ』が放映されますが、ここで金曜ロードショーのスポンサーをご覧ください
   旧中島飛行機 (スバル)!
・カストルプは恐らくスパイ。実在のスパイ、ゾルゲがモデルと思われる。国際情勢に詳しく、ドイツの煙草が切れたと言いつつ後日同じ煙草を吸っている事からも支給を受けている事がわかる。彼と接触した事で二郎は特高に追われる 
・風立ちぬには、印象派、ロマン主義、ムード風景画、ドイツ表現主義の演出法など様々な芸術的描写と手法が散りばめられているので、その辺も注目してみて下さい。
・主人公堀越の同僚で登場する本庄季郎も面白い人物で、戦後の第1回鳥人間コンテストで優勝機を設計しました。

などなどです。勉強になったな~ 

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