椿・訃報・かぐや姫
画像は3月15日に長府毛利亭で撮ったもの。椿です。
やっと週末なんですが、忙しすぎてちょっと抜け殻。
仕事もしたんですが、掃除とか洗濯とかして、ぼーっとネットしたり。本当は書斎の片付けをがっつりやらないといけないんだけど、もうなんだかって感じ。
それでも今日は夜、アトリエで飲みがあったので、ごそごそと支度をしてたんですよ。
そしたら訃報が!
館長さんが亡くなられたと・・・もう急すぎてびっくり。連絡が回って来なかったので、お通夜には行けず、明日お葬式に行くことにしました。
遅くなってからアトリエに集合。
せっかむMさんが来られてたんだけど、まあいろんなお話ができました。
駅近くのアンジュでもちょっとやって解散。あ、持って行った獺祭の温燗タイプが好評でよかったです。
<昨日は夜中に録画してたかぐや姫の物語見たので、以下その感想>
しまったこれ、劇場で見ればよかった~
全然長く感じなかった!アニフェスとか行く人はオススメします。
ごはん会行ってからだったので、帰りの車でかぐや姫の音だけ→ラストだけ間に合うという。
それでも噂のエレクトリカル仏パレードの絶対者への絶望感に、これはちゃんと見なければと。ちょっと「百億の昼と千億の夜」の彼岸を思い出しました。
人間の無力感といとおしさの感じ。
すごい映像美。日本の絵巻物の流れを汲む、正統派二次元芸術の極み。日本の風土をこれほど表現できるアニメの可能性を魅せてくれた高畑監督に拍手。
アカデミーというより芸術的実験的アニメーションなので、国際アニメーションフェスの方が評価高いと思う。アートとして評価される映画。ただアカデミーにノミネートだけでもされたことは素晴らしいと思います。アニフェスのコンペFを見てる気分。あの作品群に比べたらすごい親切なつくり。
エレクトリカル仏パレードの絶対者への絶望感は健在でした。これ、大画面で見たらさぞやすごかったよね(あの音楽も)。なんだか女性には救いのない話で、でもそれは人間全体にとってもそうで、だからこそ現世は愛おしいんだろうなあ。百日紅の仏のシーンを思い出した。
あんまりジェンダーな感じを全面に出さない方が共感されるかも。
あと、TLで原作リスペクトが足りないというのも見かけたので(原作の方がある意味ぶっ飛んでるらしい)不勉強でそのへんがよく分からなかったです。帝の描き方はいろいろ物議だろうなあ。
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