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2015/05/03

マスク展(庭園美術館)

仮面
続いては庭園美術館。目黒で降りて初めて行きました。
「マスク展」というのがあると知り、ちょっと行きたいと思って。天気よくてよかったー!
「2006年にパリ、セーヌ河岸にオープンしたフランス国立ケ・ブランリ美術館。建築家ジャン・ヌーヴェルによる設計でも世界の注目を集め、パリの新たな名所として親しまれています。本展覧会は、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスク(仮面)をテーマに開催される、日本国内における同館初の大規模なコレクション展です。」とのこと
何でもルーブル・オルセー・ナショナル(だったかな?失念)に次ぐ4位の入館者数を誇っているそうです。子供向けのプログラムも充実しているっぽい。さすがだなあ芸術の国!

三点
子供向けのワークスペースにあった3点。

すごいバランス
中でもこれが一番好きでした!
すごいバランスだ~!オセアニア(確かニューギニア)の仮面でした。マッドメンの世界だ!

仮面
こちらは絵はがきです。これ、欲しかったの~!
ちょっと仕事に使えるといいなあと思ったりしております。

デコ
そうそう、庭園美術館は旧朝香宮邸だったのです。
「朝香宮家は久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年[明治39]に創立した宮家です。鳩彦王は、陸軍大学校勤務中の1922年[大正11]から軍事研究のためフランスに留学しましたが交通事故に遭い、看病のため渡欧した允子内親王とともに、1925年[大正14]まで長期滞在することとなりました。
当時フランスは、アール・デコの全盛期で、その様式美に魅せられた朝香宮ご夫妻は、自邸の建設にあたり、フランス人芸術家アンリ・ラパンに主要な部屋の設計を依頼するなど、アール・デコの精華を積極的に取り入れました。また建築を担当した宮内省内匠寮の技師、権藤要吉も西洋の近代建築を熱心に研究し、朝香宮邸の設計に取り組みました。さらに実際の建築にあたっては、日本古来の高度な職人技が随所に発揮されました。朝香宮邸は、朝香宮ご夫妻の熱意と、日仏のデザイナー、技師、職人が総力を挙げて作り上げた芸術作品と言っても過言ではない建築物なのです。
現在は美術館として使われていますが、内部の改造は僅少で、アール・デコ様式を正確に留め、昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物として、東京都指定有形文化財に指定されています。」
とのこと。いろんなところにアール・デコの意匠が光っています。絵はがきの画像の後ろの袋のパッケージにも注目!

以下、ちょっと覚えておきたい文章がHPにあったので、メモ。私が仮面に惹かれるのはこういった理由かもしれません。

仮面を身に着けることによって、人々は自然と向き合い、神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。仮面は、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)った仮面を纏い、時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化することによって、我と仮面(=他者)という両者の力を併せ持つ存在(‘ハイブリッド’)となって、未知なる時空の扉を開こうとしたのです。それぞれの土地の特質や文化を背景に、人々の様々な願いが反映された仮面たちは、溢れる想像力に満ちたユニークなかたちや素材、スケール感によって生み出されています。本展は、<今>に伝えられるマスクの生き生きとした魅力を展覧し、その表現の本質に迫ろうとするものです。(出品点数:約100点)

*ハイブリッド=ラテン語のから派生した英語のは17世紀初頭に現れ、「異種のもの、2つの異なる要素を組み合わせたもの、掛け合わせたもの」の意味に用いられる。近年では機械やテクノロジー等 の分野で頻繁に転用されているが、元来は魂を宿す生物を表わす言葉や概念であった。

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