赤瀬川源平・芸術原論展
この土日は自分にご褒美ミニ遠征!
でもちゃんと午前中仕事したもん!!そっから広島に行ってきました。
赤瀬川源平・芸術原論展(広島現代美術館)
亡くなられて、回顧展になってしまいましたが、この方の仕事の全貌が見えて、すごい見応えのある展覧会でした。私は「日本美術応援団」の頃の本を読んでましたが、同行のみなさんはやっぱ「トマソン」の人、という。千円札事件もきちんとは知らなかったし、いやー面白い、勉強になりました。
まず、出品リストが分厚いこと!
ネオ・ダダと読売アンデパンダン→ハイレッド・センター→千円札裁判→桜画報とパロディ→超芸術トマソン→ライカ同盟
ものすごいムーブメントを巻き起こしているなあ。今で言うみうらじゅんさんのハードカバーのような方ですよね。すごい左の人が日本美術の原点回帰していくのも面白かったです。
現代美術の先駆者としてもすごいし、それを漫画、小説にまで持ち込んでいるのがすごい多才!なんだか見終わって頭の体操している気分になりましたよ。漫画は「ガロ」の作風だなあ。それからもう一つ、映画「利休」の脚本も書かれていたのを知りました。この映画結構好きだったです。というか、当時はテッシー監督で美術方面にしか関心がいかなかったのです。
「老人力」はさすがに読んでなかったけど、「大人の修学旅行」は読みたかったな~
頭の体操を終了し、胃の保養に(笑)
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